2012年11月25日

ナイフ とりあえず完成?

手が滑らない程度に磨きました。

フィンガーグルーブはかなり磨き込んでも大丈夫だと思います。







全長:26cm 、刃長:15cm。

O-1スチール ブレード

HRC 61.5

ヒルトは黒スプレーで塗装。

すぐに剥がれると思いますが…、この方が見栄えが良いし♪

自分的にかなり気に入った形状に仕上がったと思います。

後は試し斬りをしてみないと (・ω・)b


ここからは反省点。



ブルーイングを少しやり直してみましたが…、少し青くなっただけでした。

根本的に問題が有ると思う ( ̄ヘ ̄)




ハンドルの形成中にヘマって削ってしまったブレードヘ( ̄□ ̄;)ノ


やはりヒルトが気になりますね。

これだけの厚さのニッケルシルバーだと、それなりに重みを感じます。

何となくだけど、全体の重量バランスが悪い様な気がします。

ここは改善すべき点です。 <( ̄w ̄)>

普通にマイカルタで作るのが良いでしょうね。



シースは革で作ろうかと考えていますが…。

材料も手順も決めていないので、後回しです。

先に依頼品を仕上げておかないと…。  


2012年11月18日

ナイフ グリップの形成

という訳でグリップを削って大まかな形を作ります。

今回このタイプのグリップを作る事になった理由は…。



ランドールM-14のグリップが大元です。

が!しかし…





フィンガーグルーブの間隔が若干広くて自分には合いません。

指と指の間隔が広いと、握り込んだ場合に力が収束しません。

M14はカッコイイので好きなんですが、前々からここが気になってたんですよね ( ̄ー ̄)


そこで、こうしてみました。








狂犬タイプグリップ改のフィンガーグルーブバージョンです。

荒削りなので、この後は細かな修正や磨きをします。

ここで威力を発揮するのは、マイクロベルトサンダー!

手作業でやってたら死んでます… (ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻━━┻






普通に握って良し。






リバースで握って良し。

自分で言うのもナンですが、かなり良いモノに仕上がったと思います。 ヾ( ̄w ̄)

  


2012年11月11日

ナイフ 部品の接着

ブルーイングのやり直しは完成してからでも出来るので、先に進めます。


前にヒルトとハンドルは加工してあるので接着のみです。



接着剤がブレードに付かない様にマスキングをします。

脱脂して、ヒルトとブレードに接着剤を付けて固定、ヒルトピンを打ち込みます。

ピンの両端を潰して、はみ出した接着剤を拭い取って乾燥させます。




ヒルト用の接着剤。

言う所の銀ロウ仕上げの様になります。

昔の方々は銀ロウを溶かして固定していたようで… ( ̄ー ̄;

ブレードに伝わる熱を最低限にして、銀ロウで溶着させるのが熟練の技らしいです。

それと比べたら便利になったものだ ヾ( ̄w ̄)



接着だけなので、平日にやってしまいました。

3日くらい放置したら、ハンドル材の接着です。

エポキシ系接着剤をたっぷり使います。

ここら辺は以前の手順と変わりません。



気温が低いと硬化に時間がかかりますな (´ー`)y-~~

剥がれると最悪なので、このまま来週まで放置です。

次はグリップ削りッスね。

外形ラインが見えてますな。



ガーバーのプロモ映像です。



なんか最後の顔が全てを物語っている気がします…

ヤル気無し…??ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘  


2012年11月04日

ナイフ ブルーイング仕様

焼き入れに出したナイフが返ってきました。

火曜日に出して、金曜日に戻ってきました、早っ!! ( ̄Д ̄;υ)



焼き入れに出したのは八田工業さんです。

ナイフの焼き入れでは有名ですね。



焼き入れ硬度はお任せにしました。

O-1スチールで、HRC 61.5!ナイスな硬度です♪




ヒルトピン用の穴の後ろに、硬度検査の凹が有ります。

正確な硬度が分かると安心ですよね。



焼き入れ後のナイフは酸化被膜に覆われています。

O-1は白っぽいですね。

こいつは早々に剥がさないと錆びる元になります。

実際、1日後には薄っすら赤錆が出てきました… 、炭素鋼早ぇ~よ (ΦwΦ)

ATS34とかならしばらく放置しても大丈夫だったのですが…。




ですので、トライザクトベルトで一気に剥がしました。

後はアセトンで脱脂して、ブルーイングの下準備は完了です、多分。



ブルーイング処理をするのは初めてです。

まずはブルー液の購入。



スチール用。 これで良かったのか??

次はネットで情報収集。

沢山の方々がやっているので、共通している手順を抜き出して検討…。


ブルー液をかなり薄める。

テッシュに少し付けて、薄~くなぞる様に塗る。

金属にある程度の変化が出たら、水で洗い流す。

乾燥させる。

ブルー液を少しづつ濃くする。

塗る。

これを繰り返して、自分の好みの仕上がりになったら止める。


こんな順序で正確なのかは分かりませんが、やってみた結果…。





いいのか?これで…

なんかガンブルーという感じでは無い気がしますが…。

正直言って、ガンブルーは難しいです! ヽ(  ̄д ̄;)ノ