2011年08月26日

ナイフメイキング 20

ハンドル材を接着している間にシースを作ります。

使用するのはカイデックスです。

厚手と薄手が有りますが、私は厚手はベルトループなどに使っています。

薄手の方でナイフシースを作ります。
ホットドッグの様に折りたたんで挟む方法が好きです。
レイブン・ホルスターの様に上から挟むサンドイッチ方も良いですが、どうも安全性が気になりますので。


カイデックスは温めれば柔らかくなります。

ヒートガンは値段が高いのでレンジで代用します。
オーブンで温めれば問題無しw。
200℃で時間は2分半位でした。

※1、間違ってもチンしないように!!

※2、レンジの性能及び、カイデックスの厚みや大きさによって時間が異なります。


温まったら成形します。
ここはスピード勝負です。
驚くほど早く固くなります。

※作業中は革手袋は必需品です。

板の上にカイデックス、ナイフ、折りたたんだカイデックス、ウレタン板、押さえ板。
左の黒いのは私の履いているスリッパです。
要は人力で押さえているという事です。


冷えたらこんな感じで出来上がり。
カイデックスはある程度余裕がある方が後の調整が楽です。


裏は平面にします。
でないとベルトループ部分が接着できなくなるので。


これは小型ナイフなのでパドル・ホルスターの様にベルトに差し込み式にします。

大型ナイフならテックロックなどにした方が良いかもしれません。

ホームセンターで売ってる薄手の角材を挟み、板を使い曲げて圧迫。


こんな感じで出来上がり。


2つのパーツを接着します。


自分の好みで高さなどを決めて下さい。

クランプやバイスをハンドル材の固定で使用しているので接着はもう少し後ですね。
接着したらシース全体の成形と穴あけです。

カイデックスは加工が楽で良いですねw。




  


2011年08月20日

横田基地祭

横田基地祭、今年も行ってきました。

今年は金属探知機検査に止められずに済みました。
3年連続にならないで良かった♪

武器関連は無いし…M4持ってるのも2人しか見なかった…、ラプターがいないからでしょうか?


空に詳しいブロガーさんが細かく説明してくれると思いますので、個人的に気になった画像をUPします。


毎度おなじみのイノシシ30mm
やはりこれが無いと始まりません。


ブラックホークのローターブレード
このエッジのきいた感じは刃物好きにはたまりません♪


C130のタイヤ
GOOD YEARなのがアメリカ臭。
間違ってもピレリやミシュランは無いですよね…。


ファイヤーレスキュー関連の装備品

妙にかっこいい!


使い込んだ斧。


壊れたドアなどをこじ開けるのに使います。


ガスマスクとボンベ
MSAパラクレイト M7 Responder Air Mask
これくれないかな…タダでw


今年もハンバーガーを美味しくいただきました♪

今年は天候が曇りで助かりました。
明日行かれる方々もこの天気が続けば良いですね。


  


Posted by HAMMER at 18:08Comments(0)お知らせ

2011年08月18日

ナイフメイキング19

このクソ暑い中で汗だくになりながらナイフを作る。
正に趣味の世界♪

過去に使ったハンドル材の端材が出てくる…。

この中から使えそうなモノを利用しましょう。
リサイクルの精神は大切に。


ヒルトは前面をペーパーがけしてきれいにしておきます。
後でここをやるのはメンドクサイので。


カシメピンを両端2mm位出る長さに切ります


毎度のごとく、パークリで脱脂


接着剤を10:7で混ぜて


ペタペタと塗ります


ヒルトをはめ込んだら、カシメピンで固定
両端をハンマーで叩いて潰します。
はみ出した接着剤をある程度拭いておくと良いです。


潰れたら、接着剤が硬化するまで放置。

硬化したら、ハンドル材が付く側のはみ出した接着剤を削り落とします。
ここに凸があるとハンドル材を付ける時に隙間ができるので注意です。

もう1本も同じ要領でやります。

次はハンドル材の接着です。

今度は1:1で混合します。


サブヒルトが付くスペースに合わせてハンドル材を切り出し

軽いペーパーがけと脱脂。



接着剤を塗ったら、クランプやバイスで固定。

とりあえずここまでです。
夏は硬化が早いから助かります。


今年も横田基地祭が近づいてまいりました。
武器の展示はあるのでしょうか??
無かったらハンバーガー食って、ゲータレード飲んで終わりですね…。
20日出没予定。  


2011年08月13日

ナイフ もう1本できた。

もう1本もできました。




グリップの厚みを若干薄くしました。
けっこう良い握り具合です。

まぁ、元々が小型ナイフなのでグリップのホールド性はそこそこでOK。

やはり2本目は作るのが早かったです。
昨日の半分以下の時間でできました。

こういうお気楽に作れるナイフも面白いですね。
端材なんかを使うと無駄も無くなりますし。


並木書房から『ゼロレンジ格闘術-零距離戦闘』がDVD付きで発売されたので買ってきました。



  


2011年08月12日

ナイフメイキング18

ナイフメイキング続きです。

とりあえずハンドル材に使うG10をぶった切ります。

マイカルタより切り易いと感じたのは私だけ?


大まかにグリップを加工して。
接着面を定板(大理石板)とペーパーヤスリを使って面を荒します。


一応、脱脂します。
市販のパーツクリーナーで十分。


瞬間接着剤で固定。
本当は使わない方が良いです。
瞬間的な衝撃に弱いので。


付けたら穴あけです。
これを忘れると最悪な事態に…。


今回はハンドル材をネジ固定にするので、
中に凹凹のスペーサーを入れます。


もう片面を接着して
穴あけして
ネジ用に凹穴を少し作ります。

ハンドル材を削りながらバランスを取りつつやると良いかも。


ネジを締めこんで
ハンドルの形を自分好みに作ればOK.。


ハンドルをペーパーがけします。
高い番手でやると滑る可能性が出るのでほどほどに。
ここら辺も個人のお好みで。


こんな感じですかね。





中々面白いモノができたと思います。
これは遊べそうだ。

後はシース作って刃付けです。

その前に他のを作らねば。
  


2011年08月04日

ナイフメイキング17

久々の続きです。
焼き入れが上がって、酸化被膜を剥がした所で放置していました。

今日1日の成果

#1500までで終了。
次からはハンドル作り。
ハンドル材はG10を使います。
G10の削り粉はかなりの危険物ですので、ホームセンターで粉塵吸引機を買ってきました。
安物ですけど、量は少ないから大丈夫ではなかろうかと。




#600→800→1000→1200→1500→2000→2500→4000→8000→10000→15000
気の長い作業をしてこんなもん…。


フラッシュたくと傷が目立つな。

荒い番手で丁寧に傷を消していけばミラー化します。
手抜きでやるとこうなります。
ホントは数日かけて細かく傷を消していかないと駄目なんですけど。
※マジでやると1番手1日位は平気でかかります。

本気でミラー加工にするなら#2500から先はリューターとダイヤモンドペーストを使った方が良いと思います。
¥高いけど絶対に楽です。



そこそこは鏡面化したのでOK。
S30VってATS34よりミラー化しづらいのかな?

同じ作業でもATSの方がもっと鏡面になったのですが…。

次はヒルトとハンドル材の接着です。