2025年02月23日

コンパクトなファイティング斧を作ってみようと思いました。

武術的にどう使うか?を考えながら設計してみました。




440C 6mm厚の鋼材を切り出しました。

グリップエンドと後部のトゲを入れます。

最近のお気に入りなもので。





スエッジも入れます。





大体ブレードの削りが終わった所で、ハンドル材とのバランスを見てみます。

長さはこんなもんで良いと思います。

素材がG10なので扱いが大変です。

マイカルタより削るのは楽なんですけど…。

焼き入れ前までもう少し。



  
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2025年02月16日

アレなナイフ 完成

完成です。




SPG-01

6mm厚 440C 

全長:400mm

ブラックキャンバスマイカルタ ハンドル 
ニューボルト止め。





割り合いとしては、ブレード250mm、ハンドガード150mm。





一応前後に凹を付けています。






ここら辺はオリジナルでw

見た目も迫力が出ますし、自分的にも結構お気に入りですw


バランスも良く、今年最初のナイフとしては上出来だと思います。

後は旅立ちを待つのみ。



  


2025年02月02日

アレなナイフ その2

アレなナイフの続きです。



ブレードを削り終えたら、焼き入れ前に削り傷を消しておきます。

綺麗に仕上げるナイフや硬い鋼材を使う時は、1200以上はやっています。

最後にハンドル材も含めての重量を考えて、バランス取り用の穴開けをします。

今回はハンドル固定用の穴だけで良いみたいです。

思いのほかハンドガードが重い様で…w





焼き入れから戻ってきたら、ハンドルの仮り組み。

外径を整えます。






今回はハンドルに凹凸を付ける必要はなさそうです。

しっかりとハンドガードが仕事してますので。

2枚貼り合わせると面倒ですし、片側づつなんて悲惨な事になります。

ブレードと同じ厚みのスペーサーを挟んで、実際のナイフと同じ厚にして削っていきます。

こうすると何となく全体のイメージが掴みやすいかと。





大体良い所まで仕上がったら、酸化被膜を落として組付けに入ります。