2015年04月29日

ナイフ シース作り&完成

狂犬スト風ナイフのシースを作ります。



依頼人からMOLLE仕様にして欲しいとの事なので、売れ残りのPUPを着けてみました。

ベースは狂犬風スリップシースですが、ベルトループを付けてしまうとPUPの意味が無くなります。

かといってPUPだけだと壊れた時が不安です。

苦肉の策でベルトループ部分をランヤードホールにしました。

パラコとかで釣っておけば、万が一にも落とす事もないでしょう…多分。





ランヤードホールもこれ位なら邪魔にならないでしょう。







フラップでテンションかけて固定します。





刃付けして完成♪




仕上がりはこんなんです。







やはりヒルトが無いのが不安ですが、作業するだけなら問題無いでしょう。



パラコ巻きじゃないグリップで欲しい方いたら連絡下さい♪ <(;  ̄ w ̄)

左端下のオーナーへメールから送って下さい。



  


2015年04月26日

ナイフ 狂犬+スト風

狂犬ブレード ストライダー風が焼き入れから帰って来ました。



きれいに焼きてます♪





酸化被膜を落とします。

ブレード部分だけ、トライザクトで半ミラー化しました。





錆び止めを兼ねたガンブルー仕上げ。

ブレードの処理はあんまり意味無いかも…。





パラコ巻き作業。

まずは本巻き用のパラコを通して…





芯を抜いたパラコを下地に巻きます。

端は瞬間接着剤で固定。

後は本巻きをやる訳ですが…

ナイフを台に固定して、一気にやらないと駄目なんですよね。

硬くギッチリ巻かないと駄目なので、意外と疲れます (; ̄ー ̄川

アックス系はパラコ巻きなんて絶対やりたくないです♪





やっぱ疲れたわ… ε=( ̄。 ̄;A 

パラコの最後は編み込みにします。

これ位のサイズのナイフなら、輪にするより良いと思います。







水中の得物に当てるのは、慣れてないと難しいッす…。


  


2015年04月21日

ナイフ 女王の続きとネタ2?3?

女王の続きです。

あと3工程位で完成ですかね。

いかに握りやすく動かしやすいハンドルに仕上げるか?というのは終わらない問題です。

くし刺し3年 焼き一生みたいなもので、多分完成する事はないのでしょう。

さて…

自分の理想に近づける為に、削り方を少し変えてみました。



削る基準線を書いてから、ゆるい曲面にエグります。

上端は削らない様に注意。




前から後ろに向けて、\になる様に削ります。




大体こんな感じです。

この時点で曲面幅を広げたり全体の厚みを調整して、ナイフの基準面にします。










角を落としたら、手作業で調整。

握っては削りの繰り返しで、違和感を無くして行きます。





まぁこんなもんか。

結論:今までより手の中で落ち着いている事は確かです。



コンバット トラッキング

Bold as Lions - Combat Tracking IX for the 21st Century - PENCARI Training from PENCARI Training on Vimeo.









  


2015年04月19日

SAKURA BLADE SHOW 5 th

サクラブレードショーに行ってきました。

メーカーから色々とネタを仕入れてきたので、自分に技術転用します♪

どこの世界も同じですが、プロになればなるほど素人の気が付かない所に気を配っているという事ですね。

自分もホントまだまだ未熟です 。(= ̄Д ̄)y─┛~~


























































※画像は独断と偏見で選抜して載せています。
  


2015年04月12日

ナイフ & サクラブレードショーのお知らせ

今年も恒例のサクラブレードショーが来週末に開催されます。

リンク→SAKURA-BLADESHOW5th

実際に見たり触ったり、メーカーに話を聞いたり出来ます。

敷居は高くないので、タクティカル系ナイフ好きには非常に有益なショーだと思います。

お気軽に行ってみる事をお勧めします。




女王陛下の続き♪



オートウェルドは乾燥が早いし、タレるのが少なくてありがたいです。 (´ー`)y-~~






グリップの外形を罫書き、削る所をボール盤で穴開け。

後はベルトサンダーで一気に。

フィンガーグルーブはマイクロベルトサンダーを使っています。

バンドソーが有ればもっと楽なのかな…。






前はヒルトにはみ出した接着剤の除去は硬化後にやっていました。

それを硬化前にアセトンを染み込ませた綿棒で拭い取る方法に変えました。

画像は削り粉が付いているだけで、もっときれいです。

最初からこうしていれば良かったのね… (>。<)y-゜゜゜




予定時間より早く終わったので。






こっちも進めました。





  


2015年04月05日

ナイフ 女王の続きとネタ

焼き入れに出したナイフがまだ帰らないので、女王の続きをやります。




ヒルトに□穴を開ける時に役に立つベベルストップガイド。

ニッケルシルバーを削る時も使えます。

コツは最初に□穴の罫書きラインぎりぎりにボール盤で穴を開ける事ですかね。

この穴は6.3mm位の幅なので、いつも5.5mmのドリルビットで穴を開けてます。

後はベベルストップガイドを罫書き線に合わせてセッティング。

手作業でヤスリで穴を作って行きます。






タングの溝は慎重に削っていけば問題有りません。

これが終わったら3つのパーツを接着する訳ですが…

マイカルタは微妙~に歪んでいます。

このまま接着するのはあまり良くありません。

ですので平面を出す為に定板代わりの大理石板にペーパーヤスリを置いて軽く削ります。

3つのパーツを擦り合わせて隙間が出ない様に調整します。

けっこう面倒な作業です… (-_-)






いつものオートウェルドで接着。

押さえに使うゴムはあまり強くしめると接着面がズレる事があります。

強すぎず弱すぎずです (;´Д`)y─┛~~







このドヤ顔は好きである  |  ̄∀ ̄ |





Atteboro Knife

S35VNのフルタング…、まぁ可もなく不可もなく…