2012年11月04日

ナイフ ブルーイング仕様

焼き入れに出したナイフが返ってきました。

火曜日に出して、金曜日に戻ってきました、早っ!! ( ̄Д ̄;υ)

ナイフ ブルーイング仕様

焼き入れに出したのは八田工業さんです。

ナイフの焼き入れでは有名ですね。

ナイフ ブルーイング仕様

焼き入れ硬度はお任せにしました。

O-1スチールで、HRC 61.5!ナイスな硬度です♪


ナイフ ブルーイング仕様

ヒルトピン用の穴の後ろに、硬度検査の凹が有ります。

正確な硬度が分かると安心ですよね。



焼き入れ後のナイフは酸化被膜に覆われています。

O-1は白っぽいですね。

こいつは早々に剥がさないと錆びる元になります。

実際、1日後には薄っすら赤錆が出てきました… 、炭素鋼早ぇ~よ (ΦwΦ)

ATS34とかならしばらく放置しても大丈夫だったのですが…。


ナイフ ブルーイング仕様

ですので、トライザクトベルトで一気に剥がしました。

後はアセトンで脱脂して、ブルーイングの下準備は完了です、多分。



ブルーイング処理をするのは初めてです。

まずはブルー液の購入。

ナイフ ブルーイング仕様

スチール用。 これで良かったのか??

次はネットで情報収集。

沢山の方々がやっているので、共通している手順を抜き出して検討…。


ブルー液をかなり薄める。

テッシュに少し付けて、薄~くなぞる様に塗る。

金属にある程度の変化が出たら、水で洗い流す。

乾燥させる。

ブルー液を少しづつ濃くする。

塗る。

これを繰り返して、自分の好みの仕上がりになったら止める。


こんな順序で正確なのかは分かりませんが、やってみた結果…。

ナイフ ブルーイング仕様

ナイフ ブルーイング仕様

いいのか?これで…

なんかガンブルーという感じでは無い気がしますが…。

正直言って、ガンブルーは難しいです! ヽ(  ̄д ̄;)ノ






同じカテゴリー(ナイフメイキング工程)の記事画像
T-ODの準備 その2
T-ODの準備 他
SAKURAウェブナイフショウ
SHINOBI 完成
ライトウェイトモデル
斧
同じカテゴリー(ナイフメイキング工程)の記事
 T-ODの準備 その2 (2025-05-18 15:52)
 T-ODの準備 他 (2025-05-10 22:16)
 SAKURAウェブナイフショウ (2025-04-13 14:46)
 SHINOBI 完成 (2025-03-30 15:12)
 ライトウェイトモデル (2025-03-16 16:29)
  (2025-02-23 15:42)

この記事へのコメント
こんばんは

焼きいれ早いですねぇ~
ちょうど、製品がまとまってたのでしょうか??
ブルーイングは新しい領域ですね♪
写真はブルーよりブラックに近いですがその後処理をするとブルーになるのかな?
Posted by ナイフスクール at 2012年11月04日 22:04
炭素鋼は2週間かかると言われたのですが、ちょうど焼き切れ時期に合わせて送れた為だと思います。
ナイフ作りも暫くは休めるかな…と余裕ぶっこいていたらナイフが返ってきたので、最初は焼き入れ拒否されたのかと焦りましたw

薄くブルーになっている所も有るので、今度画像をUPします。

青くなるより黒くなる方が早いんですよね…。
何かが違うと思いますが、良く分かりません。
これ以上やっても黒くなるだけだし…。

ですが、けっこうシブく出来ましたので今回はこれで良しとします。

O-1ナイフでブルーイング処理をしているナイフを見てマネしましたが、ガンコートの方が正直言って楽ですね。
Posted by HAMMERHAMMER at 2012年11月05日 20:49
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。