2017年06月11日

焼き上がり&革シース

焼き上がってきました~♪



それにしても酸化被膜がイイ色だ…。

表面処理せずに、このまま製作しても面白いかもしれません。

鉄の香りがプンプンする様なナイフになったりして。







これも戻ってきてしまった…。

革シース方面も習熟せねば。






さて、革シースの続きです。



まずは糸の準備。

普通は亜麻糸に蝋を縫って使いますが、自分はちょっと違います。

蝋を塗る前に一手間加える事で、糸が弓の弦の様に強靭になります。

これを使います。








菱針で穴を開ける方法と、ボール盤で穴を開けてから菱針を使う方法があるらしい。

どっちが良いかは判断出来ないので、まずは穴開けして菱針を使う方法でやります。

そんで糸を通して縫う訳ですが…。

後で言われたけど、下から縫うそうで…。







まぁ次は下から縫います。

縫い終わったら、ヘリをベルトサンダーで削り落として調整します。









後はひたすら磨く、こんなもんかな。







秘伝のタレに漬けます。

これはものずきさん御本人から製造許可をいただきました。

HP


革の種類や仕上げの程度によって、配合比率を変えていくそうな…。

まずは規定の配合で作って、後はどうなるか??


少なくなったら継ぎ足しで使っていくそうです。

要するに焼き鳥やウナギのタレみたいなものですね。

だから各人オリジナルの秘伝のタレになる訳ですw







乾燥後に磨いて、こうなりました。

凄くイイ色になった♪


シース自体はデザインも適当で、ただ挟んで縫っただけの物です。

色々と修正箇所を出されたので、次に繁栄させます。


まぁ~革シースの大まかな作業工程が掴めたので良しとします。