2017年10月22日

Jの続き

Jの続き

主にハンドル付近の加工です。

片面の穴開け。

反対面の接着 (3Mエポキシ二種混合型接着剤を使用。)

穴開け。

シュナイダーボルト用の段付きドリルによる穴開け。

外形形成。

基準面加工の罫書き。


次はハンドル削り作業です。

早く晴れてほしい…。







Jの続き

部分焼き入れ用ナイフの荒削り加工。

ここいら位までは思いっきり出来ます。

ここからは少し慎重に…。






http://www.blademag.com/blog/halloween-knives-shriek-chic

ハロウィーンには余り縁が無いですが、こういうのは好きです♪ ヾ(~∇~;)









最近は雨が多いので、バイクに乗りたくて仕方が無いです。

まぁ~こんな風には走ったらいけませんけど。 ヾ(ーー )


マン島TTで使うマシンは、わざとフレームの剛性を落とす事もしているとか。

路面のギャップが大きすぎて、普通の剛性では逆にコントロールが出来ないとか。

現代のマシンでは本当かどうか不明ですが、昔のレースではマジでやっていたみたいです。

(パイプフレームの時代)

求められるのはしなやかで強靭な足回りやフレーム。



これは刃物にも通じる理屈です。





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この記事へのコメント
部分焼き入れ用のナイフの鋼材はO-1でしょうか?
そうであれば部分焼き入れ(焼き分け、刃紋)はお勧めしません。

詳細は略しますが、O-1などの過共析鋼で部分焼き入れを行うと、冷却速度が30℃/s以上140℃/s未満の領域で焼き入れトルースタイト組織が発生します。この焼き入れトルースタイト組織では、どのような処理を施しても必ずセメンタイトネットの析出(即ち炭化物の偏析出)が起き、強度的弱点や腐食の起点となります。

玉鋼のような亜共析鋼が部分焼き入れや刃紋を出したりができるのは合金中の炭素原子が全て鉄原子の結晶中に固溶するからであって、同じ手法を過共析鋼に適応するのは明確な間違いです(残念ながらこの間違った手法は未だに多くの鍛冶屋さんやメーカーで行われており、その効果が信仰されていますが)。
Posted by 夕霧 at 2017年10月23日 22:18
長文で有難う御座います。

確かに言われてみればその通りです。

炭素鋼というだけで全てを同じ方法で焼き入れをするのも、考えてみればおかしな話です。

それでもどうにか形に纏まってしまうのが炭素鋼の利点であり面白さなのかもしれません。

この話が伝統を打ち破る事になるのか、経過が楽しみですね。

そいういう訳で今回実験的にやってみようかと思っていたのですが、小さい方だけでやる位で止めておいた方が良いかもしれませんね。

新たなO-1焼き入れデータ採取をする事になるかもしれませんし。
Posted by HAMMERHAMMER at 2017年10月24日 21:52
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