2016年04月17日
サクラ ブレードショー 2016
今年もサクラブレードショーに行ってきました。
※画像は独断と偏見で選択しています、実際の出店数はもう少し多いです。
まずは主催から。

NEMOTO KNIVES
短刀に見えるモノは抜けません。
打撃用?

KIKU KNIVES

YUUKI KNIVES
WSKタイプですがかなりコンパクト。
デイキャンプ等には有効かもしれません。

この中に1本、他社のナイフが紛れています。
お値段が一桁違うらしい…。

HELL HOUND
クーパータイプのナイフにMDKタイプシースの組み合わせ。
これが中々良いんです。

ROCK EDGE WORKS

ミラー仕様。
ハンティング及びキャンプ系です。

一見するとキャンプ仕様ですが、何故かリバースグリップで手の内にピッタリ納まります。

タクティカル系。

個人的にはこれが1番気に入りました。
ブレード形状はラブレスのニューヨークスペシャルです。
初日は人手が少ない様に思われました。
まぁ、ゆっくり見れたのは良かったですが…。
これも景気の影響でしょうか?
※画像は独断と偏見で選択しています、実際の出店数はもう少し多いです。
まずは主催から。
NEMOTO KNIVES
短刀に見えるモノは抜けません。
打撃用?
KIKU KNIVES
YUUKI KNIVES
WSKタイプですがかなりコンパクト。
デイキャンプ等には有効かもしれません。
この中に1本、他社のナイフが紛れています。
お値段が一桁違うらしい…。
HELL HOUND
クーパータイプのナイフにMDKタイプシースの組み合わせ。
これが中々良いんです。
ROCK EDGE WORKS
ミラー仕様。
ハンティング及びキャンプ系です。
一見するとキャンプ仕様ですが、何故かリバースグリップで手の内にピッタリ納まります。
タクティカル系。
個人的にはこれが1番気に入りました。
ブレード形状はラブレスのニューヨークスペシャルです。
初日は人手が少ない様に思われました。
まぁ、ゆっくり見れたのは良かったですが…。
これも景気の影響でしょうか?
Posted by HAMMER at 16:06│Comments(6)
│ナイフショー
この記事へのコメント
NEMOTOさんのはデザインが好きなのですが
なぜD2なんでしょうね・・・
この鋼材を使い慣れていると言うのも有るかも知れないし
在庫があると言う大人の事情がある気もしますが
鋼材の進化は確実に起きているので、新しい鋼を使って
作ってほしいです。
D2は錆びるし欠ける。
なぜD2なんでしょうね・・・
この鋼材を使い慣れていると言うのも有るかも知れないし
在庫があると言う大人の事情がある気もしますが
鋼材の進化は確実に起きているので、新しい鋼を使って
作ってほしいです。
D2は錆びるし欠ける。
Posted by sinn-te
at 2016年04月18日 14:33

やはり大人の事情だと思います。
お金持ちで製作費が青天井という人なら、好きな鋼材で製作依頼をしているのではないでしょうか。
お金持ちで製作費が青天井という人なら、好きな鋼材で製作依頼をしているのではないでしょうか。
Posted by HAMMER
at 2016年04月18日 20:14

D2は適切な熱処理(特にテンパリングで)が施されていれば最新鋼材にも引けをとらない性能です。
本来D2等ダイス鋼の系譜や武生さんのV金シリーズなど、ある特殊元素が添加されている鋼材は二次硬化を起こす高温焼戻し(400~500℃)をかけたときにこそ真価を発揮します。ほとんどの熱処理業者は180度程度の低温焼戻ししかやってくれませんが…。
根本氏のナイフも熱処理は外注だと思いますのでその点は関係ないかもしれませんが、耐蝕性も154CMにそれほど劣るわけではないです。
何より最新鋼材よりも遥かに蓄積データが多い、というのが採用し続けている一つの理由ではないでしょうか。
例えば粉末鋼、初期こそ優れた靭性ですが、溶鋼に比べ疲労を蓄積しやすいという弱点があります。なので使用期間が長くなれば溶鋼よりも突然折れるリスクはどんどん高くなっていきます。
「最新鋼材はこれだけすごい性能!」というのは簡単ですし、ファクトリーメーカーでもどんどん最新鋼材を採用してくれる所もあります。
しかし「どの程度の使用は大丈夫で、何をすると壊れるのか?継続使用していった場合は?」といった蓄積データ、ひいては信頼性についてはどうしても最新鋼材では弱みになってしまうでしょう。
刃物やサバイバルに慣れてる人でない限り「ナイフ一本あったから生還できた!」という事はそれほど多くはないと思いますが、それでも軍隊出身の根本氏のような方は信頼性というパラメータを一つの大きな指標にしていると思います。
本来D2等ダイス鋼の系譜や武生さんのV金シリーズなど、ある特殊元素が添加されている鋼材は二次硬化を起こす高温焼戻し(400~500℃)をかけたときにこそ真価を発揮します。ほとんどの熱処理業者は180度程度の低温焼戻ししかやってくれませんが…。
根本氏のナイフも熱処理は外注だと思いますのでその点は関係ないかもしれませんが、耐蝕性も154CMにそれほど劣るわけではないです。
何より最新鋼材よりも遥かに蓄積データが多い、というのが採用し続けている一つの理由ではないでしょうか。
例えば粉末鋼、初期こそ優れた靭性ですが、溶鋼に比べ疲労を蓄積しやすいという弱点があります。なので使用期間が長くなれば溶鋼よりも突然折れるリスクはどんどん高くなっていきます。
「最新鋼材はこれだけすごい性能!」というのは簡単ですし、ファクトリーメーカーでもどんどん最新鋼材を採用してくれる所もあります。
しかし「どの程度の使用は大丈夫で、何をすると壊れるのか?継続使用していった場合は?」といった蓄積データ、ひいては信頼性についてはどうしても最新鋼材では弱みになってしまうでしょう。
刃物やサバイバルに慣れてる人でない限り「ナイフ一本あったから生還できた!」という事はそれほど多くはないと思いますが、それでも軍隊出身の根本氏のような方は信頼性というパラメータを一つの大きな指標にしていると思います。
Posted by 夕霧 at 2016年04月19日 23:36
夕霧 様
丁寧なコメントありがとうございます。
どの様な鋼材でも熱処理でミスすれば屑鋼材になりますし。
結局の所、刃物にとって最良な鋼材というのは、各人の好みや経験で決めているのではないかと思います。
丁寧なコメントありがとうございます。
どの様な鋼材でも熱処理でミスすれば屑鋼材になりますし。
結局の所、刃物にとって最良な鋼材というのは、各人の好みや経験で決めているのではないかと思います。
Posted by HAMMER
at 2016年04月20日 21:33

なになら…非常にハイレベルなやり取りをされていて、ジッとしていられませんでしたw
さすが・・・良く探求されていますね…(+_+)
そういえば、我々が良く使うO1スチールに関する文献を探しているのですが…どこかで見た事ありますか??
さすが・・・良く探求されていますね…(+_+)
そういえば、我々が良く使うO1スチールに関する文献を探しているのですが…どこかで見た事ありますか??
Posted by ゼロ鍛冶
at 2016年04月26日 23:25

O1の情報はメリケンのサイトに沢山有ります。
こことか
http://www.buffaloprecision.com/data_sheets/DSO1TSbpp.pdf
サイトによって微妙に数値が違う事が有るので、いくつか見比べた方が良いと思います。
こことか
http://www.buffaloprecision.com/data_sheets/DSO1TSbpp.pdf
サイトによって微妙に数値が違う事が有るので、いくつか見比べた方が良いと思います。
Posted by HAMMER
at 2016年04月27日 00:29

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