2025年02月02日

アレなナイフ その2

アレなナイフの続きです。



ブレードを削り終えたら、焼き入れ前に削り傷を消しておきます。

綺麗に仕上げるナイフや硬い鋼材を使う時は、1200以上はやっています。

最後にハンドル材も含めての重量を考えて、バランス取り用の穴開けをします。

今回はハンドル固定用の穴だけで良いみたいです。

思いのほかハンドガードが重い様で…w





焼き入れから戻ってきたら、ハンドルの仮り組み。

外径を整えます。






今回はハンドルに凹凸を付ける必要はなさそうです。

しっかりとハンドガードが仕事してますので。

2枚貼り合わせると面倒ですし、片側づつなんて悲惨な事になります。

ブレードと同じ厚みのスペーサーを挟んで、実際のナイフと同じ厚にして削っていきます。

こうすると何となく全体のイメージが掴みやすいかと。





大体良い所まで仕上がったら、酸化被膜を落として組付けに入ります。