2013年01月02日

ナイフ 新年の焼き入れ。

あけましておめでとうございます。

本年も宜しく御願い致します。


さて、本年一発目は焼き入れです。

以前に作った砥の粉、市販の砥石を削ったモノです。

せっかく削って使わないのも勿体無いので、使います!

こやつを塗るのと塗らないのとでは、焼き上がりの地肌に違いが出るのか?これが今回の課題です。


ナイフ 新年の焼き入れ。

前日に水を入れておきます。


ナイフ 新年の焼き入れ。

思ったよりも良い感じです。


ナイフ 新年の焼き入れ。

これを筆で薄く塗って乾燥、中々良い…と思う。


ナイフ 新年の焼き入れ。

焼き慣らし後。

意外と剥がれていないので、このまま本焼きに入ります。


ナイフ 新年の焼き入れ。

7インチブレードなので、けっこうな火力が必要でした。

ナイフ 新年の焼き入れ。

油に入れる前に強火で炙って、焼きの色を均一化します…。


ナイフ 新年の焼き入れ。

ドボンの後の地肌はどうか…?

やはり荒れが少ないですね。

ですが、どのみちベルトサンダーで地肌をきれいにしなければなりません。

これなら砥の粉はいらないかな…。

どうせ油焼きだし。

まぁ取りあえず焼きは入ったと思うので良いでしょう。


ナイフ 新年の焼き入れ。

ベルトサンダーで地肌を整えて。


ナイフ 新年の焼き入れ。

ガンコートを吹き付けて。

170℃を1時間で、焼き戻しと焼き付けを行います。


ナイフ 新年の焼き入れ。

あんまり出来は良くないッスね… (-。-)y-~~~~

というか…、削りの時点で少々失敗してるんですよね…。

やはり7インチはデカくて大変ですわ ε-(ーдー)

まぁ~耐久試験と試斬用に作ったので、これで納得するしかないです。

正月早々締まらないなぁ~。














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この記事へのコメント
明けましておめでとう御座います!!!

人造砥石の粉も良い感じの色になりますね♪
もしかしたら、天然よりも成分が均一で良いのかもしれません。
それにしても、ギャンブル運の強いお方ですなw
筆者の方でも少し、人造砥石の粉の研究進めてみます。
Posted by ナイフスクール at 2013年01月03日 16:16
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

何となくやってみただけですからw

これが焼き入れ後の金属組織にどの様な影響を与えたのかは精密分析してみないと分かりませんし。

実際の試斬でどうなるか? ですね。
Posted by HAMMERHAMMER at 2013年01月03日 21:14
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