2012年06月24日

ナイフの焼き入れ 自作編

いよいよ人生初の焼き入れに挑戦です。

ナイフの焼き入れ 自作編

まずは炉の準備です。

購入は全て近所のホームセンターです。

炭は備長炭と割炭を買いました。

備長炭は凄まじく爆ぜました…  ..・ヾ(。 ̄□ ̄)ツ(※要保護メガネ)

割炭だけでも十分な火力を出せましたので、次回からは割炭だけでも良いかと思いました。

値段も安いし…。


ナイフの焼き入れ 自作編

着火!

鞴(ふいご)の代わりにドライヤーを使用。

ブーストアップによる火力は強烈です。 ( ̄Д ̄;;


まずは、焼きならしです。

最初は2本の棒の上にナイフを置いて焼いていましたが、

どうにも赤くなりませんので炭の上に直置きしました。

赤くなった所で自然冷却します。


焼入れ開始です。

ナイフの焼き入れ 自作編

再び炉に入れて、赤くなったナイフを油にドボン♪

使ったのはサラダオイル、温度は70℃です。

これはナイフスクール様からのアドバイス m(_ _)/


O-1スチールの焼き入れのデータは、ネットに沢山有ったので助かりました。

焼入れ温度から焼き戻しの温度まで出ていました。

鋼材の温度に対する色の変化の流れが出ているサイトも有りましたので、目視による判断基準になります。

それにしても炭のカスですか? 付着したのが沢山です Σ(ΦwΦ|||)



ナイフの焼き入れ 自作編

パーツクリーナーで脱油します。

ホントに焼けとるんか?? ( ̄w ̄;) ?

ある程度の曲がりは覚悟していましたが、特に曲がった所が無いです。

逆に怪しいですね…。


ナイフの焼き入れ 自作編

焼き戻し完了です。

炉でやろうかと思いましたが、オーブンを使用しました。


この後は仕上がりのチェックですね。

炭カスを落として、割れが無いか?や硬度が出ているか?

出来ている事を祈ります。 (;´Д`)y─┛~~


今回初めてやりましたが、こうやって自分で焼きを入れるのも面白いです♪

鍛造ナイフにハマるのも分かる気がします。  ( v ̄▽ ̄) ♪














同じカテゴリー(ナイフメイキング工程)の記事画像
SAKURAに出すモノ
SAKURA用
SAKURA-WEB KNIFESHOW 2024 SPRING
2024 J
新作
フロントリングナイフ
同じカテゴリー(ナイフメイキング工程)の記事
 SAKURAに出すモノ (2024-04-14 13:22)
 SAKURA用 (2024-04-07 16:00)
 SAKURA-WEB KNIFESHOW 2024 SPRING (2024-03-31 15:55)
 2024 J (2024-03-24 16:03)
 新作 (2024-03-17 10:42)
 フロントリングナイフ (2024-03-03 16:06)

この記事へのコメント
暑い中お疲れ様でした。

結果はどうですか??
均一に赤めることが出来ましたか??
大事なことを伝えきれてなく、すみませんでした・・・・
焼き具合を見ると、刃先、先端部は焼きが甘いかもしれませんね・・・
白っぽくなっている箇所は、焼きが強く入った可能性がありますので、ヤスリでコスって見てください。
ちなみにヤスリのHRCは61以上なので(鉄鋼用)
掛かっても、ガッカリしないで下さいw
かかって、普通ぐらいの気持ちでw
最も大切なのは、使ってみてからです!!
硬度に、とらわれてはいけません!!
コレが、最も大切なことです!
乾燥した竹を、激しく刻み、ダメージを確認して、それが回復するまでの手間を、そのナイフの性格として、感じてください・・・
Posted by スナイパー&ナイフ スクールスナイパー&ナイフ スクール at 2012年06月26日 23:56
コメありがとうございます。

一応均一に赤くなった所で油にドボンしました。

初めてなので入れる時に躊躇したかも…。

その影響もありそうですね。
Posted by HAMMERHAMMER at 2012年06月27日 23:46
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。