2013年03月16日

ナイフ コンベックス犬 1

前回の失敗を踏まえて、やり直しです。

ナイフ コンベックス犬 1

鋼材は前と同じく20CV。

ダイヤモンドヤスリを使って、軽く表面を削って地均しします。

切り出した後で思いましたが、やはり地均しは後工程でも十分です。

無駄な作業でした…。



ナイフ コンベックス犬 1

青ニス塗って、外形の罫書き。

作るのは6インチ狂犬モドキ。

要するにオリオン風のナイフです。

大きさ的にこれが一番ベストと思います。

O-1で作ったモノとどう違うか?



ナイフ コンベックス犬 1

切りだし用の穴開けです。

4mm超鋼ビットは穴開けが楽ですね♪

最近は目視で穴幅0.5mm以内の距離で開けられるので、次の切り出しが楽です。



ナイフ コンベックス犬 1

ダイヤモンド刃のコッピングソーで切り出しです。

30分位で切り出せた…、新記録だ!

鋼材の厚みが5.8mm位です。

地均ししたら5.4位かなぁ…。

いつも作るO-1だと6.5mm…、どうなるかなぁ~?? (ΦwΦ;)


鋼材の平面研磨は非常~にメンドクサイです!

ビール1本で研磨してくれる鉄工所の知り合いでもいない限りは、平面研磨された鋼材を購入した方が絶対に良いです!!





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この記事へのコメント
お疲れ様です。

オリオン風??
はて、初めて聞きますがどのような代物ですか??
平面研磨はつい最近会社で作業手順を教わりました。
けど、機械と言えども人間の手にはかなわないですよw
正確な平面が出てるとは限らないと言っていました。
ヘタすると平面でなく斜面にw
鍛造はそこがネックです。平面といえるものには程遠い感じですから。w
Posted by ゼロ鍛冶 at 2013年03月17日 20:51
6インチATAKのモデル名がオリオンなんですよね。
書き方が紛らわしかったですね…

前は定板の上にペーパーヤスリで削っていました。
中々削れなくて、平面出す前に死にそうになりましたが…。

ミクロン単位で平面出すのも職人技ですよね。
Posted by HAMMERHAMMER at 2013年03月18日 20:44
刺身庖丁などは鎬を出す為に、面を出した後に切れ刃を落としますが
かなり荒っぽいやり方で平面を出します。w
これで、本当に面が出るのか不思議なくらいですが、最終的には鎬が決まるんですよねw
和包丁はかなり難易度高いです。
逆に言えば、和包丁が完璧に出来ればどんなナイフも出来ることでしょう。
Posted by ゼロ鍛冶 at 2013年03月20日 09:01
日本刀の研ぎ料金が高いのも当然ですよね。

そろそろ峰を薄く削って鎬を出すナイフでも作ってみようかな。
Posted by HAMMERHAMMER at 2013年03月20日 10:04
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