2013年01月27日

ナイフ グリップ完成

7インチ物のグリップを仕上げました。



基準面の若干の修正をして、




角を落とし、磨く。

まぁこんなもんでしょう。








後は刃を付けて試斬です。


ついでなので本物と比べてみた。


※本物の画像のヌメリはグリスが塗ってある為です。





比べてみると、酷い出来だな…。


グリップの材質の違いの為でしょうか…?

持ち比べた時に本物の方がグリップが若干重いです。

確かグラスファイバー系のモノを使っていたと思います。

G10ではないはずですが、似た様な物です。


自分の作ったタイプのグリップは、7インチ物だと手の中で若干の違和感が有りますね。

4インチ物だと最適だったのですが…。

ガンガン切ってデータを取ろう♪
  


2013年01月19日

ナイフ 外形の仕上げ

今日は風も無く作業には良い日でした。

マイカルタ粉を周囲にブチ撒ける事もありません♪




ベルトサンダーで外形を整えまして、厚みの基準面を出します。

最近は目視で作業してます。

微妙なカーブが出せる様になってきたな♪

ソングホールの穴あけ忘れてるし…。



ロシアンも進めます。



外形を整えて、端に焼入れ用の穴を開け、




青ニスを塗ってエッジラインを罫書きまして、

※今回は1mm残しました。




裏面にも必要なラインを罫書きます。

これでブレード削りの準備は完了。


問題なのはこれ…。



日本刀で言う所の『樋(ひ)』?

ナイフだと血流しだとかblood grooveなんて表現も有ります。

画像で見た限りでは、フライスのU字サイドカッターで掘っている様に見えますが…。

ウチにはそんな高級品は有りません!

どうやって掘ったろうか?? ( ̄w ̄;)  


2013年01月17日

ナイフ ShotShow 2013 その1

現在、アメリカではSHOT SHOWの真っ最中ですね。

銃や装備品は他の人に任せて、自分の独断と偏見により気に入ったナイフを見ていきます。
(※ネットで…)

まずは、Zero Tolerance 0566





0560の小型バージョンですかね。



正直言って0560は手に余る大きさです。

こっちの方が良かったかも… <(ΦwΦ)>

でも、0560のグリップデザインも捨てがたいんですよね…。

  


2013年01月14日

ナイフ CPM 20CV 削り

今日は雨どころか雪でした…。

こういう日はナイフ削りが良いです。



手作業による大まかな外形の削り出しは終了です。

後はベルトサンダーでの仕事になります。



CPM 20CVの感想。

S30Vの時と同様に、削り粉は砂状。(粉末鋼なので当然ですが)

粗目のヤスリは良く削れるが、細めは…。

おそらくブレードの様な面を削る作業は厳しい事になるかもしれません…。

S30Vの時はベルトが滑って、ブレードが熱を持つ事が多くて大変でした。

同じ事の繰り返しにならねば良いのですが…。( ̄ー ̄;)(; ̄ー ̄)





  


2013年01月12日

ナイフ 休日作業中

最近は北風が少なくて作業時には大助かりです。




ブレード保護にガムテを貼って、グリップラインを罫書きます。





ついでにコヤツも罫書きます。

この時点で少し嫌な予感…。





手作業にしても、ベルトサンダーを使うにしても、穴は開けておいた方が後々の作業が楽です。

以外に削る作業はキツいので。





こちらも穴開け。

Duratech 20CV…さすが粉末鋼! 何気に硬いです… ( ̄Д ̄;υ)

最近O-1で慣れ過ぎたせいですかね…。

こんど切削潤滑剤を使ってみようかな。


最近は目視で穴開けしています。

慣れれば穴と穴の間隔が0.5mm以下に出来るので、切り出しはコッピング・ソーで出来ます。




こんなもんですかね。

この鋼材は平面出しをしていないので、少し面倒です…。

月曜日に雨が降らなければ、狂犬モドキのグリップ作業ができるかも。  


2013年01月07日

ナイフ 例のロシア風。

昨日、更新するのを忘れておりました…m(_ _)m

7インチものはヒルトとハンドル材を接着して放置。



冬なので硬化に時間が掛かりそうなので、もう少し放置します。

接着時のブレードの保護は、マスキングテープ+ガムテくらいした方が良いです。

ブレードに接着剤が付着すると面倒な事になるので。

ある程度乾燥して治具から外せれば、ガムテは剥がしても大丈夫です。




リンゴと並べてみた。

やはり大物だな…。

試斬でブレードが折れない事を祈ろう ( ̄Д ̄;;


次はロシア風ナイフ・プロジェクト。



微妙に形を変えています、フルコピーだと面白くないので。

プラ板でブレードの大まかなイメージを見ます。

こんなもんだろう…。

最初はコンシールド・タングでフィンガーグルーブ仕様にしてみようと思います。


それにしても、見れば見るほど面倒な形状のブレードです…

これをコンペックスに…って出来るのか? (((( ;゚Д゚)))

自己鍛錬と考えて、やるしかないな。  


2013年01月02日

ナイフ 新年の焼き入れ。

あけましておめでとうございます。

本年も宜しく御願い致します。


さて、本年一発目は焼き入れです。

以前に作った砥の粉、市販の砥石を削ったモノです。

せっかく削って使わないのも勿体無いので、使います!

こやつを塗るのと塗らないのとでは、焼き上がりの地肌に違いが出るのか?これが今回の課題です。




前日に水を入れておきます。




思ったよりも良い感じです。




これを筆で薄く塗って乾燥、中々良い…と思う。




焼き慣らし後。

意外と剥がれていないので、このまま本焼きに入ります。




7インチブレードなので、けっこうな火力が必要でした。



油に入れる前に強火で炙って、焼きの色を均一化します…。




ドボンの後の地肌はどうか…?

やはり荒れが少ないですね。

ですが、どのみちベルトサンダーで地肌をきれいにしなければなりません。

これなら砥の粉はいらないかな…。

どうせ油焼きだし。

まぁ取りあえず焼きは入ったと思うので良いでしょう。




ベルトサンダーで地肌を整えて。




ガンコートを吹き付けて。

170℃を1時間で、焼き戻しと焼き付けを行います。




あんまり出来は良くないッスね… (-。-)y-~~~~

というか…、削りの時点で少々失敗してるんですよね…。

やはり7インチはデカくて大変ですわ ε-(ーдー)

まぁ~耐久試験と試斬用に作ったので、これで納得するしかないです。

正月早々締まらないなぁ~。