2010年01月30日

FRONTSIGHT その9 トリガー

その9です。

カルチャーショックを受けた話です。


トリガーについての説明。

人差し指第1関節から指先までを2等分して、関節方向のゾーンにトリガーの面を当てて撃て。
と言われました。

ナルホドと思いつつ撃っていると‥。
インストラクターが来て言った事‥。

『Relax and slo~w push!(リラックス アンド スロ~ プッシュ!)』

最初聞いた時は 「ハァ??」と思いました。
ゆっくり押せと言われても‥、何を押すんだよ??って。
グリップでも押す様に握れって??

説明してくれた所、トリガーを真っ直ぐにゆっくり押せ‥と‥。

Trigger(トリガー)、和訳だとほとんど『引金(ヒキガネ)』だと思います。

自分自身もそうでした‥。
イメージ的には『引くモノ』と認識していました‥。
アメリカ人は違うみたいです‥。

要はこうしろって事みたいです。

指の面をトリガーに平行に当てて、真っ直ぐ後ろに向かって押す。

ある程度練習してみて思いました。
これはイイです。
射線に対しての銃のブレが少なくなりました。

同じ様に見える動作でもイメージが変わる事で結果が違ってくるという事でした。

ちなみに日本の映画、ドラマや漫画だと第2関節で引いてる様に撃つ描写が多いですね。
後にマグプルDVDを見たら、ちゃんと第1関節で押して?いる様に見えました。

良い所は素直にマネしたいと思います。

OUT
  


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2010年01月29日

FRONTSIGHT その8

その8いきます。

ロード、射撃、アンロードまでの一通りの流れ。

まずは昨日のおさらい。

1、ホルスターから銃を抜いてレディ・ポジション。

2、銃を胸元まで引き寄せてチェンバー・チェック&マガジン・チェック。

銃が未装填で安全である事が確認されました。


マガジンを装填する。

*この時点で銃のグリップを正しく握っていないと、マガジンを入れた際に手の小指側の皮を挟む事が有ります。
痛いだけでなくマガジン落下の原因にもなります。
普通は血豆っぽくなりますんで‥、これはガスガンも同じですよね。

スライドをつかんだら、その手を肩に当てる様に引いて離します。

これで弾が装填されました。


本当にチェンバー内に弾があるか確認します。

3、チェンバー・チェック

目視で確認して下さい。

4、マガジン・チェック

マガジンを抜いて、残弾などを確認します。
オレは弾丸の有無は重さで分かるなどと言わないように。

チェックが終わったらマガジンを再装填します。

そうしたら一旦ホルスターに銃を戻してリラックスしましょう。


レンジマスターの指示に従って撃ちます。


次にレンジマスターが『アンロード!』と言ったら弾を抜く作業を開始します。
レディポジョンから銃を胸の前に持ってきます。

*アンロードの場合は特に銃口が横を向きやすいので注意が必要です。
必ず銃口を前に向けてやりましょう。

5、チェンバー・チェック
チェンバー内の弾を確認します。

6、マガジンを抜きます。

7、チェンバー内の弾を取り出します。

銃を90度傾けるとエジェクション・ポートが下を向くので、そこで作業します。

レフティーはこんな感じで。
スライドをゆっくり動かします。


ライトはこんな感じで


手の中に弾が落ちる感触があったら成功です。

*ちなみにダミーカートですんで。

8、最終確認のチェンバー・チェック&マガジン・チェックをします。

完全に銃が安全か確認して下さい。

そうしたらホルスターに銃を戻します。


1~8が一通りの流れです。

とにかく繰り返して練習します。

そうすると無意識に銃の安全を確認するようになります。

たまに起きる銃の暴発事故は扱う者として論外です!
その一員にならない様に練習有るのみです。

自分もまだまだ未熟なのでガンバリます。


OUT  


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2010年01月28日

FRONTSIGHT その7

その7です。

昨日書き忘れた事、

『撃つ時以外はホルスターから銃を抜いてはイケナイ』です。

これは弾が装填されていなくてもです。

休憩中などは特に注意しましょう。

ご飯を食べる時に机の上に置いてはいけません。


チェンバー・チェック&マガジン・チェック

かなり重要です。

とにかく繰り返し練習します。

GUNNER 07 DVD持ってる人は改めて見て下さい。


ホルスターから銃を抜く。

抜いたらすぐに銃口を正面に向ける。

胸の前に銃を持ってきて、両手でホールド。

前に伸ばす(シューティング・ポジション)。

肘をゆるめて、45度くらい銃口を下げる(レディ・ポジション)。

胸の前に銃を引き寄せる。


*ここから作業開始、私物で申し訳ないですか‥、

①チェンバー・チェック


スライドを少し引いて、チェンバー内を見ます。
*グロックじゃない‥とか、レフティじゃん‥とかつっ込まないで下さい。

②マガジン・チェック


マガジンが装填されていたら抜きます。

マガジンが無い事を確認の為に指を突っ込みます。

再度①のチェンバー・チェック。

とりあえず1回完全に安全な形を作ります。

ロードやアンロードなどの行為はその次です。


ゲーム中などにだれかに銃を渡す時や、逆に受け取ったら無意識にこれをやると‥。

『コイツは分かってるな‥』と思われるでしょう。

クールにやれたらかっこよくないですか?

ちなみに‥分かってはいた事ですが‥実銃はスライドをゆっくり引くのが大変でした。


OUT









  


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2010年01月27日

FRONTSIGHT その6

その6いきます。

射撃時のお約束。

マグプルDVDでも言っていました。

・銃には常に装填されているものと考える事。

以下云々。

これは銃というモノを扱う上で守るべき大切な事ですよね。

実際にレンジで撃つ時にはさらにいくつかの守るべきルールが有ります。

大ざっぱに言えば、

1、レンジマスターの言う事に従う



射撃姿勢や扱いの表現方法などはスクールによって違う事もあります。

FRONTSIGHTが教える射撃姿勢はウィーバー・スタンスです。

アソセイレス・スタンスが好きでもとりあえずやってみると以外と今まで気が付かなかった事が見つかるかも‥。

自分の経験にとらわれずに素直に聞いてテクを吸収しましょう。


2、射撃ラインを守る



シューターの位置が横並びになっています。

最初のうちは絶対に縦に移動する動きはやりません。

銃の扱いに不慣れな人の銃口より前に自分の体を出したくないですよね。

逆でも同じ事です。


3、マガジンなどを落としても絶対に自分で拾わない。



スピード&タクティカル・リロードをやっていると必ずと言っていいほどマガジンを落っことします。

自分でも何回もやりました。

最初の内は気分もあせってしまい、しゃがんでマガジンを拾おうとしてしまいます。

非常に危険な行為です。

やってはいけないと分かっていてもついついやってしまう時もあります。

その様な時の為にFRONTSIGHTでは2人1組でバディを組みます。

1人が射撃をしている時に、もう1人は後ろで危険な行為を行わないか監視します。

もしも前の人がマガジンなどを拾おうとした場合は、

『STOP!』と大声を出して肩や背中を軽く叩きます。

自分も何回か叩かれました‥。

こうして相手を見る事によって勉強にもなりますし、知らない人と話すきっかけにもなります。

*マガジンは手を上げてレンジ・マスターを呼んで拾ってもらうか、全員がアンロードを行った後で自分で拾います。

特に銃を落とした時は暴発の可能性も有るので、絶対に自分で拾っていけません!!


OUT  


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2010年01月26日

FRONTSIGHT その5

その5いきます。

アメリカのこういう場所でのお約束。

説明&書類のサイン。

要するに事故が起こっても主催者側には法的責任は一切有りませんという事。

まぁ、あの訴訟大国ではこういうシステムでないと何も出来ませんよね。



コーヒーがタダで飲めます、それなりに美味い。


参加者は老若男女国際色豊かです。

射撃未経験者から軍&警察関連まで色々と。

ハンドガンコースは人気なので人数が多い(40人くらい?)ですね。


軍関連だとこのパッチを付けた連中とかがいました。




後は、『ワシがテトにいた頃は~』なんて話をしていた元マリンコのおっちゃんなど。




シューティング・レンジはどんな感じかというと‥。



セーフティ・ゾーン

真ん中の机の上にあるのは水とゲータレードの粉。




ファイヤリング・ゾーン



レンジマスター&補佐の人々。

大体6~7人いたかな‥。

それにしても何でみんな肥えているのだろう‥。

アメリカってメタボは出世できないんじゃないの??

あれから比べたら日本人のメタボなんてメタボに入らないな‥。



OUT
  


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2010年01月25日

FRONTSIGHT その4

その4いきます。

ハンドガン編スタートです。

FRONTSIGHTは装備品のレンタルが出来ます。

レンタルできるのは銃、マガジン、イヤマフ、ゴーグル、ホルスター、ローダーなんかを含めたフルセットです。

ですが、折角なのでヤルからにはやはり自分のモノを使いたいですよね。

ハンドガン練習で持っていったのはこれ、

ブレードテックホルスター グロック用。

オークリーSI Mフレーム。



金栄堂で買ったMフレーム用ノーズパッド(アジア人にフィットする優れもの)。


SIモデルに付けるにはここに穴を開ける必要があります。

まぁゴムなので問題無いかと‥。


ちなみにSI Mフレームはレンズの交換作業がカタいのでかなり大変です。

射撃やロード&アンロードをしていると、手にはガンオイルが付きます。

そして夕方から夜間のかけての射撃はクリヤーレンズでないと当然見えません。

手が油だらけでレンズ交換作業をしたら‥どうなるか分かりますよね‥。

ですので、色々とメンドクサイ事になりそうなのでレンタルのクリヤーゴーグルを使いました。


当時はスモークとクリヤーのゴーグルを2つ持っていった方が良かったと思いました。


肝心の銃はと言いますと‥

グロック17かと思いきや‥

これでした‥



Springfield Armory XD-9 +マガジン3本。

HPにはグロックって書いてあったのに‥。

怒ってもしかたがないのでホルスターに入れてみると‥。

キツい!しかし、テンションねじをゆるめれば入りました。

せっかく持ってきたのでこれでヤル事にします。

レンタルのホルスターはちょっとせこいので‥。


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2010年01月23日

FRONTSIGHT その3

その3いきます。

(SHOTSHOWナマで見たいですね‥)

アメリカは車社会なので移動には車を調達する必要が有ります。

レンタカーの予約は日本でネットでしました。

会社は『HERTZ(ハーツ)』。

メジャーな会社ですし、何より国際運転免許証の代わりになる証書を発行してくれるので物凄く便利です。

免許センターで国際運転免許証の申請なんてメンドクサくてやってられませんので。



ラスベガスに付いたらこれに乗りましょう。

レンタカーセンター行きの送迎バス、無料です。





ここに到着します。

かなりデカイ建物です。

座標:36.060045,-115.164914

(Google 地図の航空写真で見て下さい。)

 

HERTZの窓口で手続きして、車の場所に移動。

目の前にあるのはTOYO*Aカローラ 左ハンドル。

(*アクセルを床まで踏んでも暴走しませんでした。)



アメリカでの運転を怖いと思う人もいるかもしれませんが、道幅も何もかもが日本の倍は有ります。

右側走行といくつかの道路標識とガソリンの買い方さえ分かればどうにかなります。

細かいことは気にしてはいけません。



地図を見てもらうと分かりますが、センターの出口は建物のすぐ右の道につながっています。

ここを南下します。

5つ目の交差点を右折して西に向かいます。

R160のブルーダイヤモンド・ロードに入ったら、ただひたすらに道沿いに行きます。



ここで左折します。

座標:36.072924,-115.768111

ランドマークは右に在る鉄塔です。

地図では黒い影が出ています、これはかなり大きな鉄塔なので遠くからでも良く分かります。



次はここを右折します。

座標:36.028902,-115.805941


こういう案内看板が在ります。

反射材で作られているらしく、夜でも良く分かります。



後はそのままゲート入口まで行きます。

移動方法はこんな感じです。

時間は法定速度で走って2時間くらいです。

観光気分で走ると楽しいです、こういう所はバイクで走りたいですね。

郊外の砂漠地帯に来るとチョコチップ迷彩の様な土壌になっています。

なぜあの様な迷彩パターンができたのが妙に納得しました。

OUT





  


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2010年01月22日

FRONTSIGHT その2

その2いきます。

FRONTSIGHTを選んだ理由ですが、

1、実弾射撃の経験が無い人にでも親切に教えてくれる。

2、安全管理がしっかりしている。

3、インストラクターの質が高い(と思う)。

4、マトモな銃がレンタルできる。

後はアメリカ本土でやってみたかった‥、とかですかね。

ちなみに向こうで撮影した写真とか無いんです‥。
練習したり、メモ取ったりで撮影しているヒマが有りませんでした‥。
持ち帰ったモノやいただき画像で色々とやっていきたいと思います。


アメリカに入国するのは初めてだったのですが。
日本で航空チケットを手配した時に、ロサンゼルスからラスベガス行きに乗り換えるまでの猶予時間が2時間でした。
旅行代理店担当者からこれでも時間ギリギリですよと言われてはいましたが‥。
まぁ~これだけ有れば何とか間に合うだろうと思いきや‥。

成田で出発が1時間遅れ‥。

当然ロスで間に合うはずが有りません‥、乗り遅れです‥。

これは航空会社のミスなので、すぐに別の便の手配をしてもらったので問題は有りませんでしたが‥。

特に今もそうですけど、アメリカ入国の際はかなりの余裕を持っていた方が良いですね、反省。

*教訓:時間には余裕を持って行動しましょう。



OUT  


Posted by HAMMER at 19:43Comments(0)タクトレ

2010年01月21日

FRONTSIGHT その1

さて、記念すべき第1回目の更新です。



アメリカ ネバダ州郊外にある射撃訓練学校 FRONTSIGHT(フロントサイト)について色々書いていこうかと思います。

ゆっくり付き合ってやって下さい。

FRONTSIGHT
座標: 36.03069,-115.883317

*座標の数字をコピペして下さい。
 Google 地図の航空写真だと分かりやすいです。

GUNNER 07 DVDでFIREARMS TRAININGインストラクターのリック・モレノ氏が所属している所といえば覚えている方も多いと思います。

後は、映画『ザ・シューター/極大射程』のボブ・リー役マーク・ウォルバーグがスナイプの訓練をした場所でしょうか。

受講したコースは

4Day ディフェンシブ ハンドガン


4Day M16

です。
DVDで未紹介のテクニックや現地の笑い話などを載せていく予定です。

では!  


Posted by HAMMER at 19:53Comments(0)タクトレ

2010年01月20日

ミリブロ初参加です。

初めまして。

タクトレとかについて色々と書いていこうかなと‥。

とりあえず宜しくおねがいします。

まずはご挨拶まで。  
タグ :ごあいさつ


Posted by HAMMER at 22:58Comments(0)