2013年05月26日

ナイフ セレーション作り

チョイルを削った後に、セレーション(波刃)を削ります。



青ニス塗ってから4mm間隔で基準線を入れます。

前に5mm間隔にした時は野暮ったくなったので、4mmにしました。

線上から外れない様に、ダイヤモンドヤスリ棒タイプで溝を掘ります。

そこを基準にして丸棒ヤスリで掘ります。

リューターでやっても良いですが、人力の方が失敗しずらいかも。






大体こんな感じにできます。




全体の角を丸めて、磨き修正して完成。

次は焼き入れ屋さんへGO!


まんまコピーではないので、色々と削りは違いますが、大まかな目標はこれ♪



暴走特急で出てきたモノ。

7インチナイフなのに小さく見える…。

オヤジの体格がデカいという事が良く分かります。( ̄ー+ ̄)y-'~~~

  


2013年05月19日

ナイフ スエッジ作り

ナイフのスエッジを削ります。



青ニスを塗って、基準線を引きます。

大体5mm位に引きましたが、毎回若干のオーバーランが…。




#120 → #240

エッジ幅は0.3mm位残しました。


スエッジ削りは僅かなミスでバランスが狂います。

特にポイント近くが大変でした。

ベルトサンダーに鋼材が軽~く触れる様に削らないと、OUT!!

動画だと簡単そうに見えますが、まぁ世の中そんなもんだ。

メチャクチャ集中して疲れました…-y(  ̄д ̄).。o○




青ニス落としてスエッジ工程は終了です。

自分でも上手く出来たと思います。┗( ̄∇ ̄;)┛



  


2013年05月16日

ビン・ラディン強襲時に使用されたナイフが…

ウサマ・ビン・ラディン強襲時に使用されたナイフがオークションに出された様です。

ttp://www.24fundraiser.com/site/stores/5/events/5/items/114

最終落札価格は35,400ダラ!! (ΦwΦ;)....

ナイフはEmerson CQC7 セレーションモデル。





これが実際にオークションに出されたナイフ。





参考用に全体画像。



所持者はNAVY SEAL DEVGRUのMark Owen氏。

著書にNo Easy Dayが有ります。


それにしても落札金額が凄まじいです…。

アメリカ人にとっては聖剣と同じなんでしょうね…。


  


2013年05月12日

ナイフメイキング ヒルト穴開け

ヒルト関連の作業です。



四角穴を開ける時はべベルストップガイドを使っています。

ラインに沿って固定すればヘマる確率は減ります。

ボール盤で穴を開けた後は、ベベルストップガイドをライン上に固定。

後はガイドをバイスに固定して削ります。

最初は棒ヤスリを使った方が良いかもしれません。

全部を平ヤスリでやると、けっこう大変です。




穴が開いたら、今度はナイフに固定するヒルトピンの為の穴開けです。

再びベベルストップガイドで固定。




2mmのドリルで穴を開ける訳ですが…。

ニッケルシルバーが柔らかいとは言え、さすがにこれだけの厚みのモノは慎重にやらないと、ビットを折る確率が高いです。(前歴あり)

特に真ん中の鋼材にドリルが届いた時は、いきなり感触が変わります。

ここで力技でやると、ビットを折ります。

ボール盤への固定を確実にして、ゆっくり焦らず掘って行きましょう。

つ~か、ちょっとヤバかった… ( ̄ー ̄;

超鋼ビット買っとこうかな…。


次はスエッジだ!

  


2013年05月11日

MAD DOG ナイフ ATAK 着!!

オーダーしておいたMAD DOG ATAKが届きました♪ \(*TωT*)/

では、順に見て行きましょう。



MAXPEDITIONのナイフケースに入っていました。色はコヨーテですね。



ビニールパッキングされたブツ。

何かがたっぷり塗ってあります。おそらくXF-7でしょう。

※XF-7は専用の防錆剤




布でふき取りました。

特に変な匂いの液体ではないですね。

XF-7、1本買っといても良かったかな。

ブレードはO-1スチールなので、これからの季節は注意しないと…、特に梅雨…。


この時点で気が付いた人もいるでしょう。

自分用なのでレフトハンド・シースです。

ファクトリー物にはレフトシースは少ないので、本当にありがたいです。




抜いてみた。

何も言う事はない…。




フルフラット・グラインド。

ポイントまできれいに削ってあります。

ハードクロムコーティングの手触りは思った以上に滑らかです。

もう少しザラザラしているかと思いましたが…。

考えてみればメッキですもんね…。



MAD DOGの手掘りマーキング

べベルの落ちる角度が、自分の作ったモノよりなだらかです。

この辺の角度はコンタクトホイールの径に左右されると思う。

動画で見た限りでは、自分のベルトサンダーより径が大きいし。




チョイルはオーソドックスなタイプ1を選択しました。

MAD DOGのチョイルはこれですよ!

ちなみに、タイプ2と3は凹んでいるやつです。






グリップ。

左右のバランスが均等です。

けっこう難しい作業なのに…。




ブレードの角もきっちり落としています。




親指と人差し指で挟んで、クルクル回してみます。

バランスを見る為です。






本家…きれいにクルクル回る様に回転します。

自分の…グワングワンという感じで回ります。

もう少し手元に重心が来ないと駄目って事です。

まぁ、この辺は解決できる問題なので。


それにしても、手の内に入る様にバランスが良いんですよね。

抜いてからアクションに移る段階で、手の内に納まる感覚というのは大切です。

手の延長と言っても良い位に違和感がありません。


カッティングテストはスネ毛でやりました。

普通にゾリゾリ剃れます… (ーー;)

シースの出来も素晴らしいし、言う事無いです。


こいつとは長い付き合いになると思うので、後はゆっくり使って行きましょう。

入手までの時間と費用を晒しておきます。

2012 09 オーダー
2013 01 送金
2013 05 入手

金額は
970ダラ(送料込み)
関税 2500エン

ナイフの種類によって金額や時間は変化しますが、参考にでもなれば…と。

ナイフの種類やオプションも色々有りますので、自分で注文するのが不安な方はご相談ください。

代理で取り寄せても構いません。

http://www.nighthawkedge.com/



  


2013年05月06日

ナイフメイキング GWの作業…

世間はGWですが、もろもろの用事で時間が…。

とにかく時間を作ってセコセコと作業を進めます。



4.5インチ物は焼き入れ前まで終了。

ヒルトの穴開けをやってます。




6.5インチ物は仕上げ削りの前に、ヒルトピンの穴を開けないと。

これを忘れたら悲惨です… ( ̄ー ̄;

ヒルトに穴開けて、固定して、ドリルでピン穴を開ける…という工程になります。

でもって、仕上げ削りをやって、スエッジ作って、チョイルを削って、セレーションを入れる…。

休み中には無理だ… (TωT)(TωT)(TωT)



こいつが届いたのでショップに追加しておきました。

Benchmade SOCP Dagger T