2024年03月17日

新作

そろそろナイフショーに向けて作り始めないと…。



少しセレーションモデルを作っていきます。

最近お馴染みの狂犬熊猫系。

5mm厚のフルフラットなので切れ重視です。

ユーティリティの王道みたいなw






2024モデルのJWカスタム。

規定より少しブレードが長めになっています。

これもセレーションを付けます。

まぁ元々JWカスタムはセレーションを付ける為に、通常より2cmブレードを長くしたモノだったのですが。



厚は5.5mm。

CPM S30V なので、傷消し研磨がキツイっす。



  
タグ :ナイフ狂犬


2024年03月03日

フロントリングナイフ



最近完成したモノですが、個人的に気に入っています。

プロトタイプとして作ったので、今後も発展して行く可能性が有ります。

4mm厚 O-1 ガンブルー

4mm厚 カーボンパネル ハンドル

全長 180mm

ブレード 90mm位

非売品ではないので、気になった方はご連絡下さい。



簡単に製作の流れを。



ブレードですが、通常はスエッジ部分を先に削るのがセオリーです。

狂犬削りでは最後に削ります。

この方が全体のバランスを見やすいので。






完成したら焼き入れです。

この時に焼き曲がりが出たら、非常に嫌な気分になります。





カーボンパネルを加工します。

いつもはハンドルを接着しますが、今回は分解整備出来る様にしました。





反射防止の為にガンブルーして完成。






まぁこんな感じで。




この世界ではナイフを持つとリバースにする方が非常に多いですw

ですので、特に問題無くできます。





シースは2mm厚カイデックスです。

特殊なクリップを付けています。


特殊な方面に極振りしすぎた気がしますが、こういうのも面白いかとw


  


2024年02月18日

トレイルマスター リペア物語

コールドスチール社のトレイルマスターをリペアした話です。

ゴムハンドルが壊れたので、修理出来ないかとの御相談。

マッドドッグ風のハンドルにして欲しいとの事ですので、取り敢えず画像を見せていただきました。

見た感じでは何とかなりそうだったので、現物を送ってもらいリペア可能か判断します。





これならイケる。





先ずは下準備。

傷や汚れを落とし、タングの角を丸めておきます。

角はベルトサンダーで削りますが、その時にタングの根元から4cmまで焼きが入っていました。

ここまで入っていれば、根元から曲がる事はありません。

さすがCS、いい仕事しています。








マイカルタでハンドルを作ります。

ほとんど狂犬と同じ手順ですので、ある意味で安心しながら作業が出来ました。

鋼材の厚は8mmですw

ですので、それを受け止めるハンドルも少し厚めに作ります。

凹凸凹を調整しながら削りました。






従来のシースは使えなくなってしまったので、新規に狂犬タイプシースを製作します。

10インチブレードですので、材料費も高くなってしまいました…。






最後に刃付けして終了、鋼材はカーボンVです。

使って研いでを繰り返して、自分好みの刃になると炭素鋼は面白いです。

今回は面白い実戦刀に仕上がったのではないかと思います。

壊れたナイフをリペアすると、オリジナルとは違った風格が出ます。

そういう楽しみもアリだと思います。
  


2024年02月04日

何かね…

亜流ウルナイフ。

刃付けもしたけど、やはり引っかかるんですよね…。



こっちの面は良いです。

問題はこっち。



鎬の部分がイマイチはっきりしません。


もう少し削って修正するか悩む所です。





シースまで終わったんですけどね。

まぁ使う分には問題無いレベルですが…、欲しい人いるでしょうか?

ちなみに5mm厚のD2です。

特に問い合わせがが無ければ、暫く放置して修正する…かな。





こっちを仕上げましょう。




  


2024年01月28日

前穴ナイフ

焼き入れから戻って来たので、酸化被膜を落とします。



コンベックスブレードですので、少し面白いモノになりそうです。

これはハンドル材とか付きません。







こやつらはカーボンパネルが付きます。

小ぶりで5mm厚鋼材なので、もう少し厚いハンドルの方が取り回しし易いと思いました。

焼き入れに出しましたので、戻ってきたら順次進めて行きます。

  
タグ :ナイフ前穴


2024年01月14日

ガンブルーバージョン


WSKではなく、WFKとでも言いましょうか。

これが最終形態です。




日の光の下では青く。





暗い場所では黒く。

黒錆びは段々と増えるので、数年後には真っ黒になると思います。






グリップ部分もブルー化しています。







俗にいう所のトラッカーポイント付近のカーブですが、カランビットの様に大きなフックにしました。

これがSからFにした理由です。

納得が行くナイフに仕上がって良かったです。

フィールドで十分に使われる事を期待します。 \( ・ω・ )



  
タグ :ナイフWSKWFK


2024年01月07日

2024 1本目

明けましておめでとうございます。

本年も宜しく御願い致します。


昨年中に完成させたかったですが、急いでヘマったら何にもなりません。

ゆっくり考えながら作業しました。





ガンブルーの前に画像に残しておきますw








シースはこんな感じで。







親指で押せる様に返しが欲しいとのリクエスト。






重量の有るナイフなので、テックロックの固定には気を使います。

流石に4~5本で固定しておけば、行動時に外れる事は無いでしょう。


後はガンブルーして終わりです。





  


2023年12月30日

2023 最後の作品

今年も沢山のご依頼等、有難う御座いました m(_ _)m


2023年 最後の制作になります。

250mmサイズのナイフは使い易いと思う一念で製作しました。

今年の最後を飾るナイフになったと思います。






「VIPER」

RWL34 5mm厚

全長 255mm
ブレード 125mm

ハーフ サンドブラスト仕上げ






ハンドル材 ブラックキャンバス マイカルタ

ニューボルト 止め







フルタング






グリップエンドの凸は、若干の台形になっています。







大体この様な大きさです。

バランスはこの位置です。








2mm厚 カイデックス 水平スカウト仕様







リバースでも問題無し♪




興味の有る方はお問い合わせ下さい。


では、良いお年を m(_ _)/

  


2023年12月17日

WSKの様なモノ その3




ハンドル工程の続き。

角を落として丸めて調整。

良い具合に落ち着いたら磨きます。


高番手のコンパウンドで、もうちょい磨きます。


後はガンブルーに仕上げるだけですが、それは最後にやります。

  
タグ :ナイフWSK


2023年12月10日

WSKの様なモノ その2




WSKの様なモノ。

ボルトやパイプを付けて、面に合わせて削ります。

ここから本当の意味でのハンドル製作です。

握りやすく出来るか否か…。







5mm厚 RWL34 を切り出しました。

全長は250mm。

ナイフとして使い易い大きさかと思います。

ファイティング寄りに仕上げる予定です。

今月中にどこまで出来ますかね。

  


2023年12月03日

ミニアックス




マイクロアックスを作ってみました。

クリスマスの食卓で鶏肉解体などにw

5mm厚のD2に、4mm厚のカーボンハンドル仕様。

まだまだ改良の余地は有ると思いますが、初めて作るプロトタイプとしては上々かと。








WSKの様なモノ。

只今、接着中。

年内完成を目指しますw



  


2023年11月26日

シース作る。

一気にシース作りましょう♪




シースの抜き差しを考えると、パラコが有った方が便利かなと思いました。

邪魔なら解けば良いだけですし。






狂犬シリーズも最後の仕上げを残して完成しました。



  


2023年11月19日

接着中

作る物が集中して来ています…。

取り敢えず、ハードクロムメッキが終わりました。

次はハンドル工程へ



使用する接着剤はJBウェルドです。

硬化まで数日ほったらかします。

ほったらかしで思い出しましたが、昔のほったらかし温泉は平日には人がいなくて貸し切り状態でした。

今では考えられない事ですが。






次はこれの接着です。
  


2023年11月12日

ちっさ…

♂としては大打撃を喰らうワードですが。

ナイフにも当て嵌まる事も有ります。

グローブと合わせて撮ったので、大体の大きさは分かると思います。

ユーティリティ、デスクナイフ、お守り、BBQ、暗器(妄想用)にも使えるかもしれません。








一応、こんなんで焼き入れに出します。


  


2023年11月05日

中間製作


メインで作っている物は、メッキや焼き入れに出しています。

帰って来るまで何か作ろうかと。

まだ削り途中です。




CPM S30V

スパイクの様なモノ。






440C

ネックナイフ






D2

マイクロ ハチェット


全体的に小型で使い勝手が良い?かもしれません。







  


2023年10月29日

WSKの様なモノ

WSKの様なナイフですが、絶対にサバイバルナイフには見えないと思いますw



それにしても、削るのが面倒な形状ですw






流石に上は尖らせると使いづらくなるので、3mm厚は残しました。


細かい仕上げをしたら、焼き入れに出します。


  


2023年10月22日

新たな依頼品その3

Xでは書ききれない細々とした事を書いています。

あっちも便利ですけど、細かい事はこちらの方がやり易いですね。




ZERO鍛治工房での焼き入れ完了です。

部分焼き入れにしてもらいました。

この後は表面をきれいにしてサンドブラスト。

終わったらハードクロムメッキ業者に出します。

どうし上がるか?その時まで分かりません。




その間にWSKタイプを作ります。



設計段階で気に入らない箇所を修正。

中間を15mm延長。





6mm厚のO-1を切り出しました。

トラッカーポイント付近はカランビット風に使う様に変えました。





WSKの本物を持っていた時に思いました。

このナイフはテーパータングの方がバランスが良いです。

という訳で、タングをテーパーにします。



  


2023年10月15日

新たな依頼品その2

出掛ける前のお急ぎ更新で申し訳ないです。



依頼品とその他です。

一応はこのラインの様に部分焼き入れを頼んでいますが。

モノが小さいので、失敗しそうなら全焼きにしてもらう事になっています。






WSKの様な何かw

未だにデザイン纏まらずww  


2023年10月08日

新たな依頼品 他


大物の納品も終わって一安心です。

で、次の依頼品は狂犬タイプのナイフです。


先ずは前哨戦で。



5mm厚のO-1で、ユーティリティなナイフを作ります。





このチョイルが細かい作業をする時には効くんですよね。





今までは6mm厚でやってたけど、1mm薄くなっただけでも違います。

フルフラットだから薄く見えますが、実際にはそれ程でもありません。


仕上げをどうするか?ですね…。

基本はハードクロムメッキですけど、黒っぽいブレードも捨てがたい…。

ステンレスなら、費用を無視すれば何でもアリですけど。

炭素鋼は焼き付け塗装は出来ないし、パウダーコートは…ねぇ…。

ちょっと悩みます。




  


2023年10月01日

Jカスタム 完成

J カスタム 完成しました♪



CPM S30V 5mm厚

全長:265mm

ブレード:140mm

ブラックキャンバスマイカルタ ハンドル


※価格等のお問い合わせは、オーナーへのお問い合わせからメアド付きでお願いします。

  新規製作も大丈夫です。







5mm厚で作るのは初めてですが、問題無く出来きました。





自分は武術サイドの人間なので、バランスは特に気を遣っています。

この位置くらいに収まると、持った時に違和感が感じないハズ。






凹の滑り止めです。







ナイフの大きさも、これ位が丁度良いかと思います。

(架空の格闘戦において)





シースは水平仕様にしました。

ベルトループもカイデックスです。



業務連絡です。




後はシースを作れば完成ですので、もう少しで納品可能になります。