2016年11月20日

ナイフ セラコート

常温硬化タイプのセラコート塗料を購入してみました。

元々はバイクのマフラー塗装で使う為ですが、余った分をナイフの塗装に使ってみようかと。


なお、銃火器などに使われているのは焼き付けタイプの塗料です。

ナイフ セラコート

昔に作った実験用ナイフを使用します。


常温硬化型セラコートはドロドロの液状です。

ペンキに近いですかね。

缶底に沈殿している物質を十分に混ぜ合わせる必要が有ります。

振っても無理なので、棒などを使って掻き混ぜると良いかもしれません。



ちなみにガンコートは普通の液体です。

ですので、缶を振って攪拌すればOK。






ナイフ セラコート

脱脂と養生して、スプレーします。

塗装時の注意ですが、塗装エリアが物凄い酸性の様な空気になります。

喉がビリビリして咳が止まらなくなります。

塗装用のマスクは必須です。



ガンコートは普通の有機溶剤系の匂いなので耐えられましたが…、こいつは無理です!( ̄□ ̄;)!!





ナイフ セラコート

塗装面を見た限りでは文句無しです。

塗装して乾燥と硬化を待ちます。



後はコーティングにどの程度の耐久性が有るのか?ですね。

今度、薪割りで試しをやってみます。




上手く行けば、業者焼き入れのナイフにも塗装出来るかもしれません。








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この記事へのコメント
仕上がりが綺麗ですね~(≧▽≦)

耐久性気になります(^。^)y-.。o○
Posted by ゼロ鍛冶ゼロ鍛冶 at 2016年11月20日 19:04
なんかこう……塩酸?を煮出してる感じの空気ですよね。
たぶん使用している溶剤がヤバイのでしょうが、手に着くと「痛いのではなく灼けるような」感覚でなので、本当に気を付けてください。
自分は1度指に付いて以来、指紋が消えました。
ドライヤーなどの温風で乾燥させるよりは、ストーブの上に吊るして自然乾燥で3〜4日待った方がムラもなく、塗膜も強固になります

強度は折り紙付きです。火の中に突っ込んで掻き回そうが、アスファルトの上で滑らせようが塗膜表面が少し凹む事はあっても剥離はしませんでした。
ただ脱脂には気を付けてください。脱脂が不十分だとガムテープの様にベローンと剥がれます。
あと攪拌が不十分だと、塗装がパリパリ剥がれてしまいます。
Posted by キャスター@ゴールドシルク at 2016年11月20日 22:12
耐久テストは今週の土曜日ですかね~、雨が降らなければですが。
Posted by HAMMERHAMMER at 2016年11月21日 02:51
コメントありがとうございます。

そうですよね…、アレはもろに酸の臭いですよね…。
とにかく次にやる時は専用のマスクを買ってからにします。
手はゴム手をしているので、何とか大丈夫なようです。

ナイフを電熱器で温めながら塗料を噴いています。
後は自然乾燥です。

あ~、パーツクリーナーで脱脂しただけなのでヤバいかも…。
アセトン使うべきでした。

攪拌も…、たぶん大丈夫…だと思います。
かなり掻き混ぜましたから。

まぁ失敗したら再チャレンジします。
Posted by HAMMERHAMMER at 2016年11月21日 03:01
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