2016年11月06日

ナイフ 焼き入れ

新型炉の試しをやってみました。

ナイフ 焼き入れ

設置して、上を耐火煉瓦で覆いました。

鉄管には縦にナイフが入ります。

横にすると曲がりそうなので。





ナイフ 焼き入れ

点火して、炉の炎を安定させます。

直火でナイフを炙るのではなく、鉄管内部の温度上昇と熱伝導で焼き入れ温度まで持っていけるか?です。

炭は炉内にたっぷり入れてみました。





ナイフ 焼き入れ

鉄管とともにナイフも赤くなってきました。





ナイフ 焼き入れ

途中で出してチェック。

これならどうにか出来そうです。





ナイフ 焼き入れ

空気を送って内部温度を上げて行きます。


規定時間と温度をクリア出来たら、油にドボン。





ナイフ 焼き入れ

肌荒れもほとんど無く、良い仕上がりに見えます。





ナイフ 焼き入れ

ヤスリで硬度チェック。

滑るので大丈夫でしょう。





ナイフ 焼き入れ

酸化被膜を落として、肌荒れを修正。

直火でやるより1/3の時間で終わりました。



ガンコートを噴きつけて、焼き戻し&焼き付け工程を実行。

こんなん出来ました。




直火焼きより炭を多く使ってみました。

鉄管を熱くする必要が有るので、大盤振る舞いで炉内に入れてみましたが…。

鉄管の後ろというか奥の所に燃え残しが沢山有りました。



炭の入れ過ぎか?

送風口からの空気が届いていない?


炉内を安定燃焼させる為にも、更なる改良が必要な様です。













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この記事へのコメント
お疲れ様です!\(^o^)/

無事に成功したみたいですね♪
肌の荒れがかなり改善しましたね。

こうなってくるとフィールドテストが待ちきれませんねw
Posted by ゼロ鍛冶ゼロ鍛冶 at 2016年11月06日 20:14
良い仕上がりですね。
Posted by sinn-tesinn-te at 2016年11月07日 12:59
肌荒れの修正は余計な熱をブレードに与えるので、時間が短い方が良いですね。
消費燃料が多少増えても、我慢した方が良いかもです。



鉄管の片端が完全密封されていれば、もっときれいに仕上がるのではと思います。
Posted by HAMMERHAMMER at 2016年11月07日 21:31
砥の粉を塗ると、さらに肌が綺麗になりますよ(=゚ω゚)ノ
成分にもよりますが恐らく、空気をシャットアウトするのでしょうね。

動画を見ると、オイルから引き揚げた肌が黒一色から想像するに、本家のケイヴィンが塗付していた物体も、それに近いと想像しているのですが・・・
Posted by ゼロ鍛冶ゼロ鍛冶 at 2016年11月09日 19:43
あの黄色だが金色だかの付着物ですね…。

謎のブツです。
Posted by HAMMERHAMMER at 2016年11月09日 23:54
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