2013年12月01日

ナイフメイキングの将来

最近はやたらとゴテゴテした形状のタクティカル風なナイフが増えてきています。

特にフォルダーは派手なデザインや形状のモノが多いです。

どの様に作っているのでしょうか?

このシリーズの動画を見ていただければ分かると思います。












※全シリーズを見るとなると、クソ長いので飛ばしながら観ましょう。 (  ゚Д゚)⊃旦


ブレードも含めて、全てがマシンによる削り出しです。

今後はこういうのがどんどん増えてくる事でしょう。

職人がブレードを削る時代は終わったんでしょうか…?

そこは最後の砦だったんですけどね。

裏表が均等に削れて、べベルラインも出てるし…。 ヽ(  ̄д ̄;)ノ


各パーツの精度ですが、切削工具の消耗による誤差を考えてもハンドメイドより誤差が少なくて大量に生産出来るのではないでしょうか… ┐(-。ー;)┌

最終的な組み立ての問題も有りますが、元の部品精度が高ければそんなに苦労しません。

※昔のアメリカ製のバイクのマフラーは凄かったです…。

穴位置が合っていないのが当たり前でした。


最先端鋼材をCNCで削って、PC温度制御の焼き入れ…。

こういう時代になって行くんですかね。

コストと品質を考えたら、なるべく人が関わるのを少なくした方が良いのでしょうか…?

今のバイクと同じですね。

性能は良い、それは認めます。

でも…なんだかつまらないです…。 (ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻━━┻




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この記事へのコメント
大丈夫ですよ

人間は、逆行した動きをする生き物ですからw
古き良きハンドメイドはなくなりません。
その技術を、職人が維持してる限りはユーザーは消えることは無いでしょう。
逆に、職人が居なくなれば、ユーザーはそういった大量生産、機械加工の無機質なものしか残らない環境に立たされるので
それしか選べなくなってしまいます。
そして、いつしか忘れ去られた技術となって人々の記憶から消えていくわけでが…
趣味道楽でも、問題なく語り継がれていく間は安心かと。
Posted by ゼロ鍛冶ゼロ鍛冶 at 2013年12月02日 02:10
ハンドメイドが無くなる事はないでしょうが、職人が生きて行くのはますます厳しくなると思います。
今でさえ、ごく一部の人達にしか理解されませんし…。
人間が触って使う道具なのだから、人間が手で作るのが一番なんですけどね。
世知辛い世の中だw
Posted by HAMMERHAMMER at 2013年12月02日 20:13
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